美白や皺・たるみの解消など、美容効果で大きく注目される「高濃度ビタミンC点滴療法」は、歯科診療においてもインプラント手術の傷の治癒を早めたり、歯周病やインプラント周囲炎の予防・改善などに力を発揮します。
8~25gのビタミンCを静脈から点滴する療法で、ノーベル化学賞・ノーベル平和賞を受賞したライナス・ポーリング博士の研究によって多くの働きや作用が明らかとなったものです。
ビタミンCは経口摂取では吸収量に限界があり、また一度に多く摂取すると体外に出てしまいます。静脈注射をすることで、血中濃度を上昇させて医学的効果を期待します。
厚生労働省の定めた摂取基準である100mgを超えたビタミンCを多く摂取すると、生活習慣病をはじめ多くの病気の予防や治療になる医学的効果が確認されています。